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水道料金値上げストップ 岡山市

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 岡山市の予算の1%を投入すれば、水道料金の値上げを止められる

岡山市は来年の4月から水道料金の値上げをしようとしています。
 
今までにもお知らせしてきましたが、値上げ幅は20.6%にもなります。
水道会計で足りない額は8年間で281億円、1年あたり35億円です。
 
しかし、岡山市の予算の1%を投入すれば、水道料金の値上げを止めることができます。
水道事業審議会も、値上げ率を少しでも抑える努力を求める提言書を出しました。

 見直すべき県広域水道企業団への21億円

県の広域水道企業団へ毎年固定で支払っている21億円は、約10万トンの値段ですが、その10万トンのうち約6万トンは、実際に水を使っていないのです。にもかかわらず、苫田ダムができたときの経過から無駄なお金を支払っているのです。
この21億円も無駄なお金として見直すべきお金ではないでしょうか。
 
※岡山県広域水道企業団とは
県と17市町村で構成する地方自治体の一種で、吉井川と高梁川の水をそれぞれの流域市町村に売るのが主な役割です。
岡山市の受水費は、企業団の協定で決められています。
 
 

 聖域化させている無駄な受水費、見直しなく18年

岡山市は、この県広域水道企業団への無駄な受水費を聖域化させ、検討しようともしません。
水道料金の値上げは前回が18年前で、苫田ダムの水を本格的に買い始めたことが理由でした。
 
このとき、生活困窮者の福祉減免も廃止されています。当時の審議会から、余分な受水はしないことや水需要予測を見直すことなど提言されていましたが、市は放置しっぱなしなのです。
 
 

 水道料金の値上げ反対に広がる市民の声

18年間もの間無駄な受水費を放置して、さらに聖域化してまで今回水道料を値上げし市民の負担だけ増やすことに、市民の反対の声は大きくなりつつあります。
 
すでに、岡山市の水道料金を考える会も発足しており、8月には市に対して署名を提出し、10月にはタウンミーティングも開かれています。
 
「18年もムダを放置して市民の負担だけ増やすのはおかしい!」との声も上がっています。
 
 

 水道事業の独立採算制もやめさせましょう

公営企業法が根拠で、水道事業や下水道事業などは原則、料金収入のみでまかなう独立採算で行うとしています。
 
岡山市は、水道事業に対しては赤字分の税金投入を拒否していますが、下水道事業には税金投入を行っています。一般会計からの繰り入れは違法ではありません。
ですから、無駄な受水費を見直すと同時に下水道事業と同じように一般会計から補填すべきです。
 
みんなの反対の声を大きくして、水道料の値上げをやめさせましょう