22日の衆院代表質問で国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓に関する質問をした際、「それなら結婚しなくていい」という趣旨のヤジが飛んだ。
目次
野党が確認求める
野党は23日の衆院議院運営委員会で自民党の杉田水脈衆院議員の発言ではないかとして自民党に確認を求めました。
衆院議院運営委員会の高木毅委員長によると、
●野党側は杉田議員と認識しているのか。
●杉田議員だとすれば本人が撤回、謝罪をするのか。
●自民党としての考えはどうか。
と問題提起しました。
同委員会の立憲民主党手塚仁雄筆頭理事は記者団に「前列に座っている(野党の)若手議員から杉田議員だとの話もあった。事実確認してもらいたい」と説明し、自民党に対しても事実確認を求めたことを明らかにしました。
朝日新聞、杉田議員の事務所に確認求める
朝日新聞は22日、杉田議員の事務所に確認を求めましたが、同日深夜、「現時点で本人と連絡がついていない。明日改めてご連絡する」との回答がありました。
23日午前には記者団が杉田議員に発言の意図を尋ねましたが、答えがありませんでした。
杉田氏は2012年、日本維新の会公認で初当選し、次世代の党を経て2017年衆院選で自民公認で再選されました。
杉田議員は、2018年には同性カップルについて「生産性がない」と主張し、批判を浴びた経緯があります。
※この記事は、朝日新聞デジタルの記事から引用しています。