ジュネーブ発の共同通信によりますと、世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は7日、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行が続く中で、大規模なスポーツ大会などについて「危機管理が保証できない場合には、開催を再考すべきだ」と提言しました。
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WHOは各種行事の開催是非について決定権限はないが・・・
13日にブラジルで開幕予定のサッカー南米選手権を巡る質問に答えたが、東京五輪の開催議論にも波及する可能性がありそうです。
ライアン氏は、WHOは各種行事の開催是非について決定権限はないと強調しながら「国際的な大規模スポーツ行事は複雑で、綿密な計画と十分な危機管理が必要だ」と指摘しました。
WHOの指摘は東京オリンピック開催の再考を求めている?
世界中がまだ新型コロナウイルスの蔓延下にあるなか、世界のアスリートを新型コロナが収束していない日本に集めて競技をするのも問題は大きいと思います。
オリンピックっていつの頃からこんなに大がかりになり、多額のお金がいるようになったのでしょうか。そんなオリンピックは、オリンピックの精神に反するのではありませんか?
そればかりでなく、オリンピックは平和の祭典ですから平和な時期に開催されるべきです。IOCがどう言おうと、現状の日本でオリンピックを開催することは、国民の命を守れないだけでなく、世界から日本に来るアスリートを始め、関係者の命も守れないかもしれません。
もう一つ心配なのは、世界のアスリートはこの新型コロナ蔓延のなか十分に練習ができている国や地域と、十分に練習のできていない国や地域との差がかなりあるのではないでしょうか。
公平を保つためにも、コロナが収束した平和な時期にオリンピックは開催されるべきです。
東京オリンピックは中止にすべきでしょう。
※この記事は、共同通信の記事を元にして書きました。