「桜を見る会」で後援者を大量に招待するなど、税金を使った行事を私物化し「ジャパンライフ」の当時の会長を招待して、悪徳商法に“お墨付き”を与え多くの被害者を出すなど、噴出する総理を巡る「桜を見る会」疑惑で新たな展開です。(この記事は、【しんぶん赤旗日曜版】から抜粋しました。朝日・毎日など全国紙には書かれていない記事です。何かの参考になれば)
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2018年には自民地方議員を大量招待
「いつもの年ですと各県の自民党の幹事長のみが招待を受けるのですが、今年は各県議も招待されるとのことです。」2018年4月の桜を見る会に参加した自民党福島県議によるSNSへの書き込みです。
同じく参加した同党山形県議も「県議会議長など要職の方しか参加することが出来ないと聞いておりましたが、大変名誉なこと」とかいています。
京都府や滋賀県などでは2018年に限って自民党府県議全員に招待状が届きました。赤旗日曜版の調べでは、全国の都道府県議121人もの地方議員が招待されています。
なぜ大量の地方議員が招待されたのか
なぜ2018年だけ多くの地方議員が招待されたのか。その訳は総裁選にあったのです。
2012年の総裁選で、地方の党員票が石破元幹事長に大差をつけられ負けました。総理は、2018年の総裁選ではどうしても地方票で1位になりたくてその対策として地方議員を大量に招待したんだそうです。(自民党関係者の話)
2018年の桜を見る会の昭他者数は、前年から2000人も増えて15900人にのぼりました。
国民の税金を使っての招待は私物化だ
私たち国民の税金を多額に使っての自民党地方議員の「桜を見る会」への招待は、総理の独断であり私物化に他なりません。
こんな政治家に政治を任せていること自体に問題はないでしょうか。私たち税金を払っている国民一人一人がもっとしっかり考えなくてはならないと思います。