韓国国会は4月30日未明、新型コロナウイルス対策として全世帯に支給する「緊急災害支援金」の財源確保に向けた第2次補正予算を可決しました。
軍事費9897億ウォン(約8500億円)の削減などが行われ、総額12兆2000億ウォンが支援金支給に投入されます。
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削減された軍事費は、F35ステルス戦闘機など850億円
削減された軍事費は、F35ステルス戦闘機(3000億ウォン)、海上作戦ヘリコプター(2000億ウォン)やイージス艦(1000億ウォン)などの事業で、今年の支払いの一部を先延ばしするなどしました。
全2171万世帯に支給
韓国政府は、今月(5月)中旬までに全2171万世帯に支給するとしており、単身世帯で40万ウォン(約35000円)、4人以上世帯の場合は100万ウォン(約9万円)となります。
急を要する生活保護世帯などから優先的に支給される予定です。
韓国政府は当初、所得下位7割の世帯に支援金を支給するとしていました。しかし総選挙(4月15日投開票)で与野党それぞれ全国民への支援給付を公約に掲げたことから、さらなる予算の組み替えが行われました。
それにともない軍事費の削減額も政府の補正予算案より約850億ウォン増となりました。
※この項 「しんぶん赤旗」5月1日付より引用
日本はなぜ軍事費削らない?
日本の政府は、営業自粛要請はしても、その補償をすることをしません。確かに無担保無利子の貸付けなどの体裁はとってはいますが、いずれは返済しなければならないお金です。
もうすでにコロナ倒産している個人企業や商店などたくさんあると聞きます。
財源がないのであれば、あれほどポンコツと言われている戦闘機や、イージス・アショアなど不要の軍事費を削ってはどうでしょうか。
「アメリカのポンコツ戦闘機」でググると出てくるは出てくるは、「ポンコツ戦闘機F35、こんなに買っちゃって大丈夫?」とか「膨大な無駄とナンセンス!F35は高価でポンコツ!」など全くいいことは書かれていません。そんなポンコツ戦闘機なぜ買わなきゃならないのでしょう。
イージス・アショアにしたってそうです。
このイージス・アショア配備の理由は北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に備えるため、ということになっているが、それは後付け。日本政府はアショアと同性能のイージス艦8隻体制を進めており、イージス・アショアの配備は不要なのではないかと指摘されてきた。つまり、トランプ大統領のご機嫌取りのためにホイホイ購入したにすぎない。
とまで言われているのです。
なら、軍事費削って、新型コロナで生活に困っている多くの日本国民のためにお金を使うべきではありませんか。